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中学生の不登校、原因は?最新データでわかる背景と親にできること【名古屋市の相談先つき】

子育て体験談
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中学に入ってから、朝起きられなくなった

理由を聞いても『行きたくない』としか言わない

お子さんが学校に行きづらくなったとき、保護者がまず知りたいのは「原因は何なのか」ではないでしょうか。

ただ、最新の国の調査や研究からわかるのは、中学生の不登校の原因は1つに決められないことがほとんどで、しかも先生が見ている理由と、子ども本人が感じている理由にはずれがあるということです。

この記事では、文部科学省の最新データ(2025年10月公表)をもとに中学生の不登校の背景を整理し、親が今日からできること、そして名古屋市で使える相談先・学びの場までをまとめました。

当サイト「虹マッチ 発達情報室」の室長。
名古屋市在住、二児の父(育児歴11年)。2人の子どもがそれぞれ発達・知的の障害、身体面の障害を持っています。理学療法士として急性期・回復期病院・訪問リハビリで計15年の臨床経験あり。

子どもたちの児童発達支援や放課後等デイサービスを探した際、情報が一か所にまとまったサイトがなく苦労しました。家族の介護で生活面・経済面ともに厳しい時期を経験する中で、「同じ立場の方の負担を少しでも軽くできれば」と、このサイトを開設しました。

自治体の支援制度、療育・スクール情報、お得情報、当事者家族としての気づきを発信しています。

理学療法士/FP3級

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中学生の不登校は「約15人に1人」

文部科学省の調査によると、2024年度に不登校だった中学生は全国で21万6,266人。中学生全体の6.8%で、およそ15人に1人にあたります。35人のクラスなら、2人ほどいる計算です。

およそ15人に1人の中学生が不登校。中学生の6.8%、35人のクラスなら2人ほどいる計算
中学生 318万6,476人のうち 21万6,266人(6.8%)。小学生とあわせると35万3,970人で、12年連続で過去最多

中学生の人数は前の年とほぼ同じでしたが、高い水準が続いています。まずお伝えしたいのは、不登校はどの家庭にも起こりうることで、「しつけの失敗」でも「本人の甘え」でもない、ということです。

学校が把握した「不登校の背景」上位5つ

同じ調査では、不登校の中学生について、学校が把握した事実(複数回答)が集計されています。多かったのは次のとおりです。

📊 不登校の中学生について、学校が把握した事実(複数回答)

学校生活に対してやる気が出ない等の相談
30.1%
不安・抑うつの相談
24.4%
生活リズムの不調に関する相談
24.3%
学業の不振や、宿題の未提出が目立つ
15.7%
いじめ被害を除く、友人関係をめぐる問題
14.1%

出典:文部科学省「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」。1人につき当てはまるものをすべて選ぶ集計なので、合計は100%になりません。

ここで大事なのは、これが「学校(先生)が把握したこと」だという点です。「やる気が出ない」と見えている子の中にも、実は友人関係の悩みや、体のしんどさ、勉強がわからない苦しさが隠れていることがあります。

先生の見方と、子ども本人の感じ方にはずれがある

文部科学省の委託で行われた研究(2024年3月公表)では、不登校の子ども本人・保護者・先生のそれぞれに聞き取りをしています。その結果、先生が考える理由と、子ども本人や保護者が感じている理由にはずれがあることがわかりました。本人の側からは、学校での人間関係や勉強のこと、体調や気持ちの不調などが、先生が思う以上に大きく挙がっています。

つまり、「先生から聞いた理由」も「親が思う理由」も、それだけが正解とは限りません。本人が話せるようになるまで待つことが、いちばんの近道になることもあります。

中学生ならではの5つの背景

データの数字の裏には、中学生という時期ならではの事情があります。多くの場合、これらが1つではなく、いくつも重なっています。

① 心と体が大きく変わる時期

思春期は、体も気持ちも大きく揺れる時期です。本人にもうまく説明できない気分の波が起きやすくなります。朝どうしても起きられない場合は、「起立性調節障害」など、思春期に起こりやすい体の不調が関係していることもあります。気合いの問題と決めつけず、気になるときは小児科に相談してみてください。

② 人間関係が一気に複雑になる

部活の先輩・後輩関係、SNSで1日中つながる友人関係、クラスの中の見えないグループ。はっきりした「いじめ」がなくても、毎日の小さな気づかいの積み重ねで、心が疲れきってしまう子は少なくありません。

③ 勉強が急に難しくなり、つまずきが広がる

中学の勉強、とくに英語と数学は、前の内容がわからないと次もわからない「積み上げ型」です。1か所のつまずきが少しずつ広がり、授業に出ること自体がつらくなります。テストの点数や順位で結果を突きつけられるのも、この時期のしんどさです。

④ 発達の特性と、学校生活の合わなさ

音や光への敏感さ、集団のペースに合わせる難しさ、あいまいな指示のわかりにくさ。発達の特性があるお子さんにとって、中学校の集団生活は小学校のころ以上に負担が大きくなりがちです。特性が背景にある場合は、学校の環境を調整してもらうことや、専門的な支援が力になります。

⑤ 「これ」という理由が本人にもわからない

実際に多いのが、「はっきりした理由は本人にもわからない」というケースです。いくつもの負担が少しずつ重なって、ある朝、電池が切れたように動けなくなる。本人が説明できないときに「なんで行けないの?」と問い詰めると、子どもはさらに追い込まれてしまいます。

親が今日からできる4つのステップ

原因がはっきりしなくても、親にできることはあります。次の順番で、少しずつ整えていきましょう。

STEP
1
まずは休むことを認める
心のエネルギーが空っぽのときは、充電が先。国の法律(教育機会確保法)でも、休養の必要性が認められています
▼
STEP
2
睡眠と食事のリズムを整える
勉強より先に、生活リズム。昼夜が逆転しそうなときは、朝に日の光を浴びることから
▼
STEP
3
家を「安心できる場所」にする
学校の話を無理に聞き出さない。好きなことの話や、たわいない会話を大切に
▼
STEP
4
学びと居場所を、学校の外にも広げる
元気が戻ってきたら、校内の別室・教育支援センター・オンライン学習・フリースクールなど、本人に合う場所を一緒に探す

やりがちなNGと、かわりにできること

やりがちなNGかわりにできること
原因を問い詰める「話したくなったら聞くよ」と伝えて待つ
無理やり登校させるまず休養を認める
勉強の話ばかりする睡眠と食事のリズムを最優先にする
きょうだいや同級生と比べる本人のペースや、できていることに目を向ける
親が一人で抱え込む学校のスクールカウンセラーや相談窓口を頼る

休ませることは甘やかしではなく、回復への第一歩です。そして、親自身が相談できる相手を持つことも同じくらい大切です。親の不安が軽くなると、家の空気がやわらぎ、それが子どもの安心にもつながります。

「学校に戻る」だけがゴールではありません

2017年に施行された「教育機会確保法」により、国の考え方は「学校に戻すこと」だけを目標にしない方向へ変わりました。学校以外の場で学ぶことも大切にされ、一定の条件を満たせば、教育支援センターやフリースクール、自宅でのICT学習なども、在籍校で「出席扱い」になる場合があります(最終的には校長先生の判断です)。

「出席日数が足りなくなったら、高校に行けないのでは」という不安があれば、まずは担任の先生やスクールカウンセラーに、出席扱いの考え方を聞いてみてください。

勉強の遅れは、早めに止めておく

休むことを認めたうえで、現実の問題として残りやすいのが勉強の遅れです。中学の勉強は積み上げ型なので、休んだ分だけ遅れるというより、休んだところから先がわからなくなる形で広がりやすくなります。「もう追いつけない」という気持ちが、さらに学校を遠ざけてしまうこともあります。

だからこそ、学校に戻るかどうかの答えを急ぐ前に、勉強の遅れだけは、本人に合う形で少しずつ止めておくことに意味があります。遅れが止まると、本人の「もう無理」が和らぎ、親の焦りも減ります。

不登校に慣れた、オンライン・個別指導という選択肢

一般的な塾や家庭教師が合いにくいのは、「どうして学校に行っていないの?」という視線や、心のケアなしに勉強だけを詰め込まれることがあるからです。不登校のお子さんを専門にしたサービスなら、スタート地点から違います。ここでは、無料相談から始められる2つを紹介します。

① キズキ共育塾 ——「学び直し」から受験まで、心に寄り添う1対1

  • 不登校・ひきこもり・発達特性のあるお子さんの「0からの学び直し」が専門(小学生〜社会人)
  • 授業は1対1の完全個別指導。進路や悩みの相談も交えた心のケアが特徴
  • 通塾・オンライン・家庭教師から選べる
  • 基礎の学び直しから、高校・大学受験まで対応

ブランクがあっても「ここからやり直せる」と思える場所を探しているご家庭に。無料相談で、今の状況を話すところから始められます。

キズキ共育塾の無料相談をみてみる →

② ティントル ——不登校専門×「出席扱い」のサポートまで

  • 不登校専門のオンライン・マンツーマン指導(保健室登校・ホームスクール・教育支援センター通いにも対応)
  • カウンセラー資格を持つスタッフが、お子さんと保護者の両方をサポート
  • 小1〜中3の全範囲の映像授業で、休んでいた範囲の抜けを補える
  • 自宅での学習を学校の「出席扱い」にするためのサポートあり。バーチャル教室はアバター・カメラオフでも参加できる

「内申や出席日数が心配」「親の相談相手もほしい」というご家庭に。まずは無料相談で、お子さんに合うか確かめられます。

どちらが合う?ざっくり比較

キズキ共育塾ティントル
向いている子学び直し〜受験まで見すえたい中高生出席扱いも視野に入れたい小中学生
形式通塾・オンライン・家庭教師オンライン(カメラオフOK)
特徴心のケア+受験対応不登校専門+保護者サポート+出席扱いの支援

迷ったら、両方の無料相談で話を聞き比べるのがおすすめです。相談したからといって入会の義務はありません。話すだけでも、「親が一人で抱えている状態」から一歩抜け出せます。

名古屋市で使える相談先・学びの場

名古屋市には、市立の小・中学校に通うお子さん向けの支援がそろっています。どこに相談すればいいかわからないときは、まずは在籍している学校に相談するのが入り口です。

窓口・場所どんなところ?
学校のスクールカウンセラーなど
(なごや子ども応援委員会)
市立中学校に、スクールカウンセラーなどの専門職が常勤で配置されています。まずは学校を通じて相談できます
ハートフレンドなごや
052-683-8222
不登校をはじめ、子どもの教育や子育てに関するあらゆる相談の総合窓口
なごやフレンドリーナウ
(子ども適応相談センター)
052-521-9640
心理的な理由で学校に行けていない子の相談と、通所での学びの場(教育支援センター)
校内の教室以外の居場所教室には入れなくても、学校の中で安心して過ごせる場所
メタバース・オンライン学習自宅から、メタバース空間やオンラインの学習プログラムで、学びや交流ができる取り組み

2026年度から:フリースクールの利用料に補助

名古屋市では2026年度(令和8年度)から、市立の小・中学校などに在籍してフリースクール等を利用するお子さんの保護者に、利用料の一部を補助する制度が始まりました。

  • 就学援助を受けている世帯など:利用料の2分の1(月の上限22,000円)
  • それ以外の世帯:利用料の4分の1(月の上限11,000円)
  • 対象は平日日中の通所の利用料。入学金・教材費・交通費などは対象外

2026年度は、2027年2月15日まで随時申請を受け付けています。くわしい条件は、名古屋市の「不登校児童生徒支援サイト」で確認してください。

発達の特性が背景にあるなら:放課後等デイサービスも選択肢に

発達の特性が不登校の背景にある場合は、勉強のサポートとあわせて、放課後等デイサービスを利用できることがあります。受給者証を使って、自己負担をおさえて通える福祉のサービスです。学校以外の「居場所」として利用しているお子さんもいます。

不登校のお子さんも放課後等デイサービスを使える?学校以外の「居場所」という選択肢
お子さんが学校に行きづらくなったとき、親御さんとしてもとても辛く、何とか居場所をつくってあげられないかと心から願われることと思います。私の息子も小学校2年生の時に不登校を経験し、この子に合った居場所を提供してあげたいという思いがある一方、発…

たとえば名古屋市昭和区の「心理発達支援教室にじのそら」(※当サイトの有料掲載施設・PR)は、公認心理師が中心となって、不登校や思春期の悩みを抱える中高生にも寄り添っている施設です。

心理発達支援教室にじのそら【放課後等デイサービス】【児童発達支援】【名古屋市昭和区】
基本情報住所〒466-0016 名古屋市昭和区北山本町2丁目47番地2 北山本町ビル2階アクセス地下鉄鶴舞線「荒畑駅」から徒歩約7分・桜通線「御器所駅」から徒歩約10分/お車でお越しの方向けに駐車場あり送迎サービス要相談対象未就学児、小学生…

受給者証の取り方は、こちらにまとめています。

【2026年最新】名古屋市の受給者証の取り方|申請から発行まで完全ガイド
名古屋市で療育・放課後デイサービスを利用するための「受給者証」の取り方を、当事者保護者が実体験で徹底解説。申請の流れ・必要書類・取得期間・つまずきポイントまで2026年最新情報で網羅。

よくある質問

Q. 休ませたら、このまま行かなくなりませんか?

心のエネルギーが尽きた状態で無理に登校させると、かえって回復が遅れることがあります。国の法律(教育機会確保法)でも、休養の必要性が認められています。「休む=終わり」ではなく、「休む=回復の始まり」と考えてみてください。

Q. 「出席扱い」とは何ですか?

教育支援センターやフリースクールへの通所、自宅でのICT学習などを、一定の条件のもとで、在籍校の出席として扱える仕組みです。認めるかどうかは校長先生の判断になるので、まずは学校に相談してみてください。名古屋市も、出席扱いと成績の考え方を保護者向けにまとめた資料を公開しています。

Q. 原因がわからないままで、大丈夫でしょうか?

大丈夫です。原因の特定より先に、①休養 ②生活リズム ③安心できる関わり ④学びと居場所、の順で整えていくうちに、本人の口から少しずつ話が出てくることも多いです。

Q. 親がしんどくなってしまったときは?

保護者が相談することも、とても大切です。学校のスクールカウンセラーや「ハートフレンドなごや」は、保護者からの相談も受け付けています。一人で抱え込まず、話せる相手を見つけてください。

まとめ

  • 中学生の不登校はおよそ15人に1人。どの家庭にも起こりうる
  • 原因は1つに決まらないことが多く、先生の見方と本人の感じ方にはずれがある
  • 親ができるのは、休養 → 生活リズム → 安心できる家 → 学びと居場所の順に整えること
  • 「学校に戻る」だけがゴールではない。出席扱いになる学び方もある
  • 名古屋市には、学校のスクールカウンセラー・ハートフレンドなごや・なごやフレンドリーナウなどの相談先と、フリースクール利用料の補助がある

この記事で参考にした情報

※本記事は公開情報をもとにしたもので、医学的な診断や助言ではありません。体調面の心配(朝起きられないなど)がある場合は、医療機関にご相談ください。
※本記事にはプロモーション(広告)が含まれます。サービスの内容・料金は各公式サイトでご確認ください。

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